兵庫県 Y様
珪藻土やエコタイルなど自然素材に包まれた、風通しのよい「健康住宅」へ
シックハウス症候群で悩んでいたYさま夫婦。「自分たちが快適に暮らせる『健康住宅』をつくろう」と考えたのがリフォームのきっかけだそうです。購入した中古マンションは、間取りも内装素材も、ごく普通の3LDK。そこで「床は無垢材、壁や天井はクロスをはがし、オール珪藻土に変えました。また間取りも光と風を通すために、リビングから玄関の部屋までをワンルーム感覚に変え、開放的で心地よい住まいを実現。「この部屋に住んでから夫婦ともども体調がよくなり、我が家でくつろぐ時間がぐんと増えました」と笑顔で語るYさまでした。
家族構成 | 夫婦 |
---|---|
間取り | 3LDK→ 2LDK |
築年数 | 9年 |
---|---|
リフォーム面積 | 73.94平米 |
工期 | 45日 |
Before
中古マンションを購入してのリフォームなので、シックハウス対策は当然、施されていませんでした。またごく一般的な間取りだったので、風通しもあまり計算されておらず、開放感も乏しい住環境でした。
After
『健康住宅』といえば「一戸建てでないと無理」というイメージを持つ方も少なくありませんが、マンションリフォームでも大丈夫です。何度も打ち合わせを重ね、素材選定を行いました。一方で快適さ、心地よさを実現するために、間取り変更もプランニング。廊下収納にすることで通気性、そして生活動線も向上。もちろん収納力もアップしました。
Before
3LDK
After
2LDK
キッチン部分のカウンターは、手元が見えないように高くして、2段にデザインしました。奥にはYさまが日曜大工でつくった調味料やパスタを並べる棚も設置しています。
キッチン脇の壁をくり抜き、マガジンラックを造作。レシピ本などの収納に便利です。
洗面所で化粧するために椅子に座れてミラーが大きく、照明のついた洗面化粧台をリクエストしました。
床は無垢材、壁は調湿効果の高い珪藻土など、自然素材に包まれたYさまのマンション。間接照明など、シックな雰囲気もしっかりとデザインした『健康住宅』リフォームを実現しました。
廊下収納は、たっぷりの収納力はもちろん、風の通り道として快適性アップに大きく貢献しています。ドアの開閉により、開放的にも独立させても使えます。
玄関廊下と部屋の仕切りは格子戸にし、空間をより広く見せるアイデア。格子戸の内側にはロールスクリーンを使用し、必要に応じて目隠しもできます。
限られたスペースを有効活用し、心地よい、自分らしい空間にすること。Yさまがこだわり、工夫されたのがニッチスペースです。廊下の角をくり抜いてアロマライトで演出し、住まいに彩りを加えています。
※実例に掲載されている内容は、ヒアリング時の情報です