「近くの街に住んでいた長女夫婦から、この家を二世帯住宅にして一緒に暮らしたいという提案があったことがリフォームをするきっかけ」とKさん。二世帯住宅となれば、プライバシーの問題を解決する必要があるが、だからといって増築部分が多くなればコストも高くなってしまうもの。そこで大和ハウスリフォームは、玄関から続く廊下を真ん中に挟んで右に親世帯、左に子世帯のLDKが広がるプランを提案。このことにより完全分離型のスタイルよりも、大幅にコストを抑えることに成功している。また親世帯にはリビングに続く和室を増築。ゆったりとしたくつろぎ空間を誕生させた。「両世帯が程よい距離感で、安心感を得ながら暮らせています」。
家族構成 | ご夫婦 |
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間取り | 6LDK → 5LDK+S |
築年数 | 24年 |
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リフォーム面積 | 241m2 |
工期 | 3ヶ月 |
Before
広いのに光がほとんど入らず、いつも暗かった玄関
After
正面に中庭を設けたことで、いつも明るい玄関へと生まれ変わりました
Before
After
コスト・構造面を考え、両世帯が安心して仲良く暮らせるプランを採用
二世帯住宅の場合、親世帯は1階、子世帯は2階にすることが多いようですが、家族数の多い子世帯を2階にすると、1階より2階の広さが必要になってしまいます。そこでKさま邸では、1階を左右で両世帯が使い分けるプランを実施。コスト・構造面での不安を払拭しました。
親世帯のリビングには、続きの和室を設けた。和室部分は2面採光で、とても明るく心地いい空間なのだとか。フローリングのナチュラルな色合いが畳ともうまく調和し、違和感なく溶け込んでいる。
子世帯のダイニングスペース。対面式キッチンなので配膳もラクラク。壁、そして引き戸にスリット状の窓およびガラスを設けたことで、明るく開放感のある空間になりました。
子世帯のキッチンには3つのコンロが横一列に並んだ「トリプルワイドガス」を採用。コンロの手前にスペースがあり、熱くなりにくく安全です。
屋根に太陽光パネルを設置。発電した電力は家庭で使い、余れば電力会社へ売却できます。
以前はタイル貼りの浴室で狭く、冬場も寒かったのですが、断熱仕様のゆったりとしたバスルームに変更し、お孫さんたちと一緒に入れそうとお喜びです。
以前、キッチンのあった位置にバスルームと洗面室を設けました。洗面室はゆったり3帖分。収納も設置しスッキリ使い易くなりました。
2階のトイレは手洗いカウンターを設置。アクセントクロスを貼って落ち着いた空間に。
親世帯のリビングには、続きの和室を設けました。和室部分は2面採光で、とても明るく心地いい空間なのだとか。フローリングのナチュラルな色合いが畳ともうまく調和し、違和感なく溶け込んでいます。
※実例に掲載されている内容は、ヒアリング時の情報です