築27年のマイホームの設備や内装の傷みが気になり、設備中心の部分リフォームを考えていたOさま。しかし1階全体をワンルームにする大胆なプランの提案をされて「こんなことができるんだ！」と感激。「悪いところが出てくるたびにちょこちょこ直すよりも、今まとめて直しておこう」という気持ちもあり、フルリフォームすることに。「全部直すなら今までとは全く違う家」「夢のある提案」を依頼し、ユニークで楽しい間取りや設備、内装を取り入れるだけでなく、断熱工事を行うなど性能面もアップさせて快適で、外観・外構までも一新した個性豊かな住まいが誕生しました。
| 家族構成 | 夫婦+子ども1人＋猫 |
|---|---|
| 間取り | [ Before ] 4LDK → [ After ] 3LDK+S |
| 築年数 | 27年 |
|---|---|
| リフォーム面積 | 117.9平米 |
| 工期 | 6ヶ月 |
Before
4LDK
After
3LDK+S
和室を取り壊し、1階全体を大きなLDKに
1階の南側中心にあった和室を無くすことで大空間のLDKを実現。和室の奥にあった階段の採光性も高まりました。
また脱衣室にあった洗面台をリビングへ移設することで、帰宅時や来客が手洗いをしやすくなり、浴室も広くなりました。
「他にはない」個性重視のデザインに
「他にはない家」にするため「よく使われるもの」より「あまり使われないもの」を優先的に採用。ライン照明や楽屋用ライト、シャンデリアを使い、床には金色が入ったフロアシートをアクセントに施工。勉強やメイクができるカウンター、ハンギングチェアを設置し、楽しく過ごせる居場所をつくりました。
リビング・ダイニング
和室とLDKへの出入りに必要だった廊下を合わせて、広く明るく開放的なLDKを実現。視界的な広がりを重視し、玄関から入ってすぐにリビングの奥まで視線が届くよう、玄関ホールとの間仕切りを透明の引き戸に。床下の断熱はもちろんサッシを全て高断熱なものに取り替え、建物全体の断熱性を高めることで快適性がアップしました。
キッチン
6人掛けのダイニングテーブルを直列に並べた二列型キッチン。日常の配膳や片付けの効率がアップし、来客をもてなす際にも便利なのだとか。「広くなったので子どもが手伝ってくれるようになりました」と喜ばれています。
ペット共生
猫と暮らしやすい「ペット共生住宅」
人間にも猫にも快適な住まいになるよう、間取りや内装材にこだわりました。LDKと玄関ホール、階段の間にはそれぞれ引き戸をつくり、猫がうっかり飛び出さないように配慮。壁には丈夫な壁紙を使い、LDKには腰壁を施工。2階にはペット用品の収納もできる猫専用の部屋も用意しました。
書斎・趣味室
趣味の楽器演奏の練習のために、2階に防音室を設置。入り口ドアを引き戸でふさいで「隠し部屋」のようにしたり、キャラクターを探す壁紙を使ったり、レッドカーペットをイメージした赤い床材を敷いたり、Oさまのアイデアでより夢のある楽しい空間が誕生しました。
洗面・浴室
浴室・脱衣洗面室にあった洗面台は、LDKの一角へ設置。帰宅時や来客も使いやすい動線上にあり、家具調のデザインはLDKのインテリアにも違和感なく調和しています。また洗面室を移動させたことで広い浴室が実現しました。
トイレ
「他にはない、夢のある空間づくり」を凝縮した1階のトイレ。最も日常的な空間を、店舗用のユニークな特殊壁紙や間接照明を組み合わせることで、宇宙に浮かび上がるような非日常な空間を演出しました。
外壁・屋根
外壁を塗り直し、外構も大幅にリニューアル。キラキラしたネイビーの外壁は、「他では見ない色を」と選んだもの。玄関の周囲を白色にしたことで照明を付けた時に明るく輝き、道路との境界付近に埋め込んだ照明が自宅をスマートにライトアップします。
担当者のコメント・アドバイス
「夢のあるプランに」という依頼を受け、当初予定されていた水まわり中心の部分リフォーム案のほかに、和室を取り壊して1階をほぼLDKにするプランもご提案。和室の内装を一新されたばかりにもかかわらず、和室を壊す大胆なフルリフォーム案を採用していただけました。「他にはない家にしたい」というご要望に応えるために、お施主様との打ち合わせとプラン修正を重ね、壁紙や照明や設備にこだわり、断熱性など建物自体の性能もアップグレード。外構と外壁も合わせてリフォームすることで、全く新しい住まいへと生まれ変わりました。
※実例に掲載されている内容は、ヒアリング時の情報です
お施主様のコメント
経年劣化が気になり、いったんは近所の内装業者にリフォームを頼んだもののコンセントの増設にも苦労していたことから、和室の内装が終わった段階でキャンセルすることに。もともとダイワハウスの家だったので「自分の体は自分が一番分かるはず」と、大和ハウスリフォームに連絡し、夢のある提案が気に入り依頼を決めました。