2DKで分譲されるはずだったマンション2戸つなげ、1戸にして購入したHさんのお父様。約80平米の広さは確保したものの、ドア1枚分の幅でしかつながっていないため、仕切られた空間で不便を感じながら生活していたそう。築30年を迎えて全面リフォームを決意しましたが、RC造の壁に開口部をつくることが前提だったため、難色を示すリフォーム会社がほとんど。そんな中、出会った大和ハウスリフォームの緻密な構造計算の結果、RC壁を2カ所開放。大きなLDKと、全面的に統一された美しい空間を手に入れました。
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
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間取り | 4LDK → 4LDK |
築年数 | 33年 |
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リフォーム面積 | 80m2 |
工期 | 3ヶ月 |
Before
After
緻密な構造計算を実施し、管理組合の了承も得てフルリフォームを実行
構造計算を徹底的に行い、問題がないことを確認した上で、管理組合ともこまめに交渉。その結果、壁をさらに2カ所開けての全面リフォームが可能になりました。壁を壊すときなどは極力騒音を出さないように配慮し、ご近所関係を良好に保てたことも、リフォームの成功につながりました。
お気に入りの名作家具や雑貨が似合う、落ち着いた大人の空間に。和室から洋室にしたことでトータルコーディネートが可能になり、名作家具や、スイスのファブリックメーカーの生地を使ったカーテン、カナダの照明器具などを配し、Hさんご夫妻の好みにぴったりの洋風空間へと生まれ変わりました。
暗い、玄関から丸見え、などの不満も今回のリフォームで解消。大きな窓に面したL字型のLDKは広さも開放感も十分。
開口部を増やしてできたLDKは広く開放的。構造上取り除けない壁は、キッチンとリビングをさりげなく遮る間仕切りや、キッチンの側壁として、うまくプランに取り込みました。
子ども2人の個室は、子どもたちが将来巣立った際に壁を取り払うだけでリビングと一体化できるよう、リビングの並びにレイアウト。それぞれの部屋には収納をたっぷりと設けました。
壁面には大容量の収納を設け、建具はできる限り引き戸を採用して空間を有効活用。ウォールナット調で統一したデザインが、落ち着いた大人の雰囲気を演出
L字型のシステムキッチンは背面に調理カウンターを備え、高い作業性と収納力を実現。ダイニングとのつながりがよく、配膳や後片付けもスムーズに行えます。
洗面・浴室も、キッチン同様に白で統一し、清潔感を演出
廊下設けたランドリースペース。扉をつけて普段は洗濯機が見えないようにしています。
共用部分に当たるサッシは、そのものの変更はできないため、内窓を設置して断熱性を向上。
※実例に掲載されている内容は、ヒアリング時の情報です