祖父母から受け継いだ家は、古いけれど、どことなく懐かしくてほっとする雰囲気があったため、建替えではなく、リフォームで新しさとこの家が持つ空気感の両方を手にしようと考えられたMさん。妻はバイオリニスト。Mさんご自身もチェロを奏でるというお二人は、当然のごとく家の中でも演奏を存分に楽しめる空間づくりを希望された。そこで洗面室と浴室を2階に移設し、音楽仲間が集ってもゆとりあるLDKを提案。窓を広げたり、トップライトを設けることで、明るい空間を実現しました。
家族構成 | ご夫婦 |
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間取り | 6DK → 3LDK |
築年数 | 45年 |
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リフォーム面積 | 97m2 |
工期 | 2.5ヶ月 |
Before
After
開放感あふれるLDKを誕生させ、使いやすさと暮らしの楽しさを広げる
以前は部屋が細かく間仕切られ 暗く開放感に欠けていましたが、階段をスケルトン階段にするなど、空間が広く見せる工夫で、デザイン性もアップしました。2階は和室を洋室に変更し、収納も充実させました。
アイランド型のキッチンは、左右どちらからでもアプローチができ、スムーズな家事動線に。既存の窓を拡張するとともに、トップライトも新たに設置したことで、明るさをしっかりと確保しました。
キッチンに立てばリビングまで見えるオープンな広々としたLDK。筋交いの構造材を敢えて見せ、インテリアとして活用するとともに、壁にしないことで圧迫感を無くしました。
以前は部屋が細かく間仕切られ暗く開放感に欠けていましたが、階段をスケルトン階段にしたり、筋交いの構造材を敢えて見せナチュラル感を演出するなど、空間が広く見せる工夫で、デザイン性もアップしました。
猫が自由に出入りできるように、2階の洋室の扉にはキャットドアを設置。傷に強いクロスや床材もチョイスし、Mさんも猫たちも、伸び伸びと暮らせる住まいを実現しました。
踏面を広げ、安全性を高めたスタイリッシュなスケルトン階段が誕生。蹴込み板をつけないことで風の流れが生まれました。
クローゼットの高さを、演奏会で着るロングドレスに合わせて調整。住まう方の生活に合わせた細かな気配り提案です。
アイランド型のキッチンは、左右どちらからでもアプローチができ、スムーズな家事動線に。既存の窓を拡張するとともに、トップライトも新たに設置したことで、明るさをしっかりと確保しました。
※実例に掲載されている内容は、ヒアリング時の情報です