LDKはもちろん、子どもたちのスペースも、すべてひとつの空間でつながっている住まいをイメージされていたKさん。4人のお子さまが伸び伸びと成長し、家族のコミュニケーションが深まる空間として、「4人一緒に勉強するスペース」「遊ぶためのスペース」をリビングから見えるところにつくり、子ども部屋には4つのベッドを仲良く並べる個室を作らない提案をしました。
家族構成 | ご夫婦+子ども4人 |
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間取り | その他 → 5LDK |
築年数 | 13年 |
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リフォーム面積 | 290m2 |
工期 | 4ヶ月 |
Before
After
動線や収納など、すべてを見直したことで機能的に暮らせる住まいが誕生
家事の効率化を図るため、家事スペースをつくり、洗濯もアイロンがけも、その場でできるよう導線を工夫しました。また収納は“使うものが使う場所に仕舞える”ことを重視しました。
住宅展示場を回ったり、打ち合わせを重ねることでイメージを膨らまし、動線の工夫や使い勝手だけでなく、素材の上質さやデザインにもこだわり、理想の空間を実現しました。
リビング、ダイニング、そしてキッチンが一体となった開放的な空間が完成。リビングとダイニングの間には、飾り棚を採用し、さりげなく空間を分けています。
キッチン前に目隠しのためにあえて壁をつくり、デザインタイルを貼ることで、空間にアクセントが生まれました。
オープンタイプのキッチンは、背面にもシンク付のシステムキッチンを設けた広々とした設計。床は落ち着きのある色合いのタイルを敷きモダンな雰囲気に。
広々とした玄関スペースは、家族6人が並んで靴を脱ぎ履きできるようにと、設計されたもの。左の壁の裏は、コートが掛けられるスペースになっている
玄関につながるようにレイアウトされたシューズルーム。家族全員の靴をしっかりと収納することができます。
収納のような小さな空間のクロスにもこだわりました。普段は目にしない空間だからこそ、遊び心で思い切ったチョイスを。
四姉妹が仲良く並んで勉強をするスタディーコーナー。背面には、全員分のたっぷりの収納スペースを用意。リビングから子どもたちの様子を見ることができるようガラス張りにしています。カウンター上部には、誤って落ちないようにフェンスを設置しました。
子ども部屋は細かく仕切らずワンルームに。「個室を与えると閉じこもりがちになるけれど、最初からこういう環境にしておくと子どもたちもお互いに関わりを持ちながら成長していくことができる」というKさんの思いが込められた空間設計です。
趣味のプリザーブドフラワーを楽しむためにつくったホビールーム。机の前の小窓から、子どもたちの笑顔が覗きます。
1階にはゆったりとした2間続きのモダンな和室を設けました。
※実例に掲載されている内容は、ヒアリング時の情報です