Mさまご夫妻は社宅を出なければならない時期を迎え、「空き家になっている実家を、ライフスタイルに合う家にして住みたい」とリフォームすることに。ご実家は、以前1階でお茶屋を営んでいた重量鉄骨造の3階建て。店舗部分はガレージにし、その奥にあった暗かったDKを2階へ移動。家族3人がゆったりとくつろげる、広く開放的なL+DKを実現しました。また、3階の間取りも見直し、それぞれが1人の時間を快適に過ごせる個室を確保しています。また、内装にこだわりがあった妻のご希望で、ブラウンを基調としたテイストに統一。どの部屋もモダンで洗練された雰囲気の仕上がりです。断熱もしっかり行い、気持ちよく暮らせる住まいとなりました。
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
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間取り | Before: その他 → After: その他 |
築年数 | 32年 |
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リフォーム面積 | 155.00平米 |
工期 | 3ヶ月 |
Before
Before: 5DK+店舗
After
After: 4LDK+ビルトインガレージ
内装にこだわりがあった妻のご希望で、落ち着いたブラウン基調のテイストで統一したMさま邸。DKは床を白にしたことで、ブラウンのアイランドキッチンや家具、建具が映え、スタイリッシュな空間となりました。
お茶屋を営んでいたご実家をリフォームされたMさまご夫妻。暗く、壁付けキッチンで使いづらかった1階DKは、2階へ移動しました。2階の和室スペースをDKにし、アイランドキッチンを採用。開放的なDKが実現しています。
キッチンは、妻の希望でブラウンの木目調のアイランドキッチンを採用。白い壁、床の空間の中で、存在感を放っています。「床から浮いているように見えるフロートタイプにしたことで、空間にゆとりが感じられます。カウンター下や背面に収納がたっぷりあって、使い勝手もとてもいいです」とのこと。
もともとキッチンがあった1階ガレージ奥には、仏間を備えた和室を設けました。琉球畳とネイビーのクロスを張った天井で、モダンな雰囲気を演出しています。
「ライフスタイルに合う間取りに」と希望されたMさまご夫妻。限られた空間の中で収納スペースを確保することを重視。和室には、圧迫感の少ない吊り収納を設けることで、すっきり暮らせるようになりました。
家の中央にあり動かすことができなかった階段は、化粧直しし、手すりを取り付けて上り下りしやすく。華やかな照明やニッチで、上質な雰囲気に生まれ変わりました。
以前は店舗から居室へ出入りしていましたが、今回のリフォームでガレージとの間に玄関を新設。大容量の収納も備えたので、お客さまを迎えるにふさわしいすっきりとしたスペースになっています。
1階の店舗だった部分は、ゆとりのあるビルトインガレージに変更しました。外壁も塗り直し、すっきりと美しく生まれ変わったMさま邸。
※実例に掲載されている内容は、ヒアリング時の情報です
担当者のコメント・アドバイス
Mさま邸は、築32年の重量鉄骨造。家の中央に動かせない階段があって大幅な間取り変更はできない状態でしたが、明るいDKなどライフスタイルに合う住まいにしたいというご希望がありました。また、雨漏りによって構造部分に水がまわっていたので、防水や断熱も行うことが必要でした。間取りは、1階の店舗をビルトインガレージに変更。暗かったキッチンは、2階の板間と和室をつなげた一番広いスペースに移動させ、明るく開放的なDKに。リビングは、その北側に独立させて落ち着ける空間にしました。内装や設備は、ご夫妻で意見の違うところもあったので、バランスをとって調整させていただくよう努めました。お客さまにご満足いただけてたいへんうれしく思います。