第12回 わが家の階段は玄関ホールにあります。子どもたちが帰宅した時に気配を感じられるリビング階段にリフォームできますか?

大和ハウスリフォームのご提案

階段の位置は変更せず、向きを変えて、リビング階段を実現しました。さらに、リビング側に引き戸を付けることで冬の寒さ対策にも効果的です。

大和ハウスリフォーム株式会社
関東支社 南関東支店 京葉営業所 設計課 課長
一級建築士 インテリアコーディネーター

陣内(じんのうち) しほみ

※所属は取材時の情報です。

リフォームご提案プラン

  • BEFORE
  • ご予算約270万円 AFTER 玄関ホールにつながる
リビング階段 階段の向きを変えてリビング階段に。リビング、階段、玄関ホールの床材をそろえることで、一体感の感じられる空間に仕上げました。 半透明の三枚引き戸 リビング側の引き戸を閉じれば、気配は感じつつも寒さを防ぐことができます。半透明の素材は、気配を感じられるだけでなく、光も取り込めます。 階段下収納 階段下のスペースは、収納として活用。玄関ホール側から出し入れができるようになっています。 リビング 広々としたリビングに軽やかな鉄骨階段を取り込んだことで、モダンで開放的な雰囲気を演出します。

リフォームの際に、最近リビング階段を希望されるお客さまが増えてきました。一般的に階段はリフォームしづらい場所といわれます。上下階をつなぐ重要なポイントのため、梁や柱など構造上の問題をクリアしなければならないからです。今回は、事前の綿密な調査とプランニングでリビング階段を実現した例を紹介します。

ご家族構成は、ご夫妻と2人のお子さまの4人家族。築15年ほどのご自宅のリフォームです。リビングにいると家族が帰宅しても気がつかない時があるというお悩みをお持ちで、家族の気配を感じられるリビング階段を希望されていました。

お客さまのお住まいはダイワハウスの建物だったため詳細な図面が残っていたのに加えて、再度現地での調査を行いました。その結果を踏まえ、階段の位置はそのままに、向きを変えることでリビング階段を実現。帰宅した家族がリビングを通って2階に上がるプランをご提案しました。

お客さまはリフォームにあたり、開放感を持たせつつスタイリッシュな雰囲気にしたいというイメージをお持ちで、階段についてもモダンな鉄骨階段をリクエストされていました。鉄骨階段を掛けるには強度が必要なため、壁に下地を入れ、太い梁を新たに渡すなどの工夫をしています。

リビング階段には、階段を伝って暖気が2階に上がってしまうデメリットがあります。今回はそれを解消するために階段の両側に扉を設け、リビング側は半透明の引き戸を採用することで採光も確保しました。

住まいのお悩みは、そこに暮らすご家族によってさまざまです。私はご提案の際、常にご家族の立場で考え、住み心地の良さを追求するように心がけています。困っているところがあればお聞かせください。お住まいを拝見し、新築時のエピソードや現在の暮らしをじっくり伺いながら、リフォームだからこそかなえられる快適な暮らしをご提案してまいります。

新たな希望や夢など、リフォームで実現できることがたくさんあります。

表示の価格についての注意事項

  • ※価格は今回の事例での概算ですので、あくまで目安程度にお考えください。建物の状況によって、別途工事が発生することもございますので、詳しくはお問い合わせください。
  • ※図版の備品・調度品は価格に含まれません。

こんなリフォーム提案します

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