第8回 明るく眺望の良い2階で暮らしたい。キッチン、バス、寝室などの生活空間を2階にまとめることはできますか?

大和ハウスリフォームのご提案

現在のリフォーム技術なら、水まわりを2階に造ることも可能。
動線に配慮することで、コンパクトでも暮らしやすい空間に。

大和ハウスリフォーム株式会社
関東支社 設計部

扇澤 達子

※所属は取材時の情報です。

リフォームご提案プラン

  • BEFORE
  • ご予算約1,500万円 AFTER 物品昇降用リフト 既存のトイレの位置に、荷物を上げ下げすることができる小型リフトを設置。上げた荷物を保管する収納も設けました。 和室 北側の和室をそのまま残しました。主寝室とつなげているので、大きなクローク、もしくは和書斎としても使えるようにしました。 回遊動線 収納を中心に回遊動線をとり、片付けやすい間取りにしています。 家事動線を考えて 水まわりは西側にまとめて新設。2階に水まわりを新設しても、物干し場が1階のままでは使い勝手がよくありません。物干し場の位置は、2階に生活を集中させる際の重要なポイントのひとつです。 対面キッチン 南側の窓から外を見ながらお料理ができるオープンキッチン。カウンター上の吊り戸棚をなくし、開放感を高めました。

お子さまの独立など家族構成が変わったり、定年を機に今後の暮らしに備えるといった理由から、60代でリフォームを希望されるお客さまが増えています。今回は、生活空間を丸ごと2階に移すリフォームをご提案させていただきます。

ご家族構成は、60代のご夫妻。長年暮らして地域のコミュニティーにとけ込んでおられ、将来もこの家に暮らしたいとお考えでした。ところが道路を挟んだ向かい側に低層の集合住宅が建ち、1階の日照が悪くなったため、生活空間を2階に移したいとのご希望でした。

2階には子ども室のほか客間を含む和室3室と洋室1室があり、ご夫妻二人で暮らすには十分なスペースがあります。この空間に、キッチンやバスルーム、洗面室といった水まわりを新設し、ゆったりとくつろげるLDKと主寝室を設けました。

まずは、新設する水まわりをまとめて西側に配置。家事動線を考え、物干しスペースになる北側のベランダと洗面室をつなげています。かつては2階にお風呂を造ることはほとんどありませんでしたが、現在はリフォームで新設することができます。ただ床下に新たな排水管を設置する必要があるため、浴室の床に10センチほどの段差ができます。その際はバリアフリー対策として、あえて異素材を用いて段差を認識しやすくするなどの工夫をします。

また、1階と2階の行き来は問題ないものの、水やお米など重いものの上げ下ろしを考え、物品昇降用リフトを設置しました。

シニア世代のリフォームでは、最新の設備の快適性を取り入れつつ、慣れ親しんだ部分はそのまま残すことが求められます。リフォームで間取りを変えることは、暮らし方を変えること。その変化を楽しんでいただけるリフォームを心がけています。これからも、今のお住まいをより良くするプラスαのご提案をしていきたいと思います。

シニア世代のリフォームでは、バリアフリー化が欠かせません。今回は物品を昇降するリフトを設けました。

表示の価格についての注意事項

  • ※価格は今回の事例での概算ですので、あくまで目安程度にお考えください。現場の状況によって、別途工事が発生することもございますので、詳しくはお問い合わせください。
  • ※図版の備品・調度品は価格に含まれません。

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